改善のアイデアはたくさんあるが、何から手を付ければいいか分からない――。そんなときに役立つのが、ROI(投資対効果)の考え方です。
本記事では、削減できる時間を金額に換算し、優先順位を客観的に決める方法を紹介します。
削減時間を金額に換算する
業務改善の効果は、多くの場合「削減できる時間」で表れます。これを金額に換算すると、経営の言葉で投資判断ができます。
- 月◯時間の削減 × 時間単価 × 12か月 = 年間の削減効果(円)
- 時間単価は、人件費をもとにした概算で十分(例:3,000円/時間)
- 効果(削減額)と、かかる手間・コストを並べて費用対効果を見る
「やれること」ではなく「効くこと」から
優先順位を決めずに着手すると、取り組みやすい小さな業務から手を付けてしまいがちです。しかし本当に着手すべきは、効果(削減額)が大きい業務です。
削減効果を縦軸、導入の手間を横軸に置くと、「効果が大きく、手間が小さい」業務=最優先が見えてきます。
ロードマップに落とし込む
優先順位がついたら、90日・半年といった単位で導入計画(ロードマップ)に落とし込みます。効果の大きいものから着手し、小さな成功を積み重ねながら広げていくのが、現実的な進め方です。
まとめ
- 改善効果は「削減時間×単価」で金額換算すると判断しやすい
- 着手すべきは「やれること」ではなく「効果の大きいこと」
- 優先順位をロードマップにし、効果の大きい順に進める
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